VMware Workstation 17 PlayerにKali Linuxを入れて設定したメモ
はじめに
VMware Workstation 17 PlayerにKali Linuxを入れてみた時に設定した内容のメモになります。
設定した内容は下記になります。
VMware Workstation 17 PlayerへKali Linuxをインストール
下記の記事を参考にさせて頂き入れました。
Kali Linux VMwareで仮想環境を立ち上げる - Tokuty's blog
kali Linuxで設定したこと
上から順番に行っていきました。
最初にやること
下記コマンドでアップデートしておきます。
apt-get update
localeの設定
下記コマンドを実行して設定。
localectl set-locale "LANG=ja_JP.UTF-8" localectl set-x11-keymap jp
ちゃんと設定されているかを確認する。
┌──(root㉿kali)-[/home/kali] └─# localectl System Locale: LANG=ja_JP.UTF-8 VC Keymap: jp106 X11 Layout: jp
時間の設定
下記コマンドを実行
timedatectl set-timezone Asia/Tokyo
日本語化の設定
- 日本語関連のパッケージをインストール
apt install -y task-japanese task-japanese-desktop apt install ibus-anthy
- 再起動
日本語関連のパッケージをインストールしたら下記コマンドで再起動します。
reboot
- IBusの設定(ローマ字日本語入力ができる方法)
左上のマークをクリックした後にiを入力して頂くとIBusの設定が検索から出てきますのでそこをクリック。
入力メソッド設定に行って頂くと新しく入力メソッドが追加できますので 日本語-Anthyを追加する。
下記の画像は日本語-Anthyを追加した状態。
ここまで行えばkali Linux上にあるブラウザで日本語入力が可能になります。 ※犬って入力できました。
共有フォルダの設定
- VMware Tools インストール
下記のコマンドを実行してインストールを行う。
apt install open-vm-tools-desktop
その後再起動を行う。
reboot
VMware Toolsをインストールしただけでは残念ながら共有フォルダの設定はできなかったです。 その為下記のコマンドを実行しました。
kali-tweaks
すると下記のような画面が出てくると思いますので、Virtualizationを選択して頂き進めてください。
次に下記のコマンドを実行して共有フォルダをマウントします。
mount-shared-folders
問題なければ下記のような結果が返ってくると思います。
[i] Mounting kali-sharefolder (/mnt/hgfs/kali-sharefolder)
- マウントされているか確認と/etc/fstabの設定
dfコマンドを実行すると共有フォルダがマウントされているのがわかります。
└─# df -Th ファイルシス タイプ サイズ 使用 残り 使用% マウント位置 udev devtmpfs 950M 0 950M 0% /dev tmpfs tmpfs 198M 1.2M 197M 1% /run /dev/sda1 ext4 79G 14G 61G 19% / tmpfs tmpfs 987M 0 987M 0% /dev/shm tmpfs tmpfs 5.0M 0 5.0M 0% /run/lock tmpfs tmpfs 198M 100K 198M 1% /run/user/1000 vmhgfs-fuse fuse.vmhgfs-fuse 119G 104G 15G 88% /mnt/hgfs/kali-sharefolder
このままだと再起動した際に共有フォルダのマウントが外れてしまうので/etc/fstabの設定も行います。 下記のように設定すれば問題ないと思います。
.host:/ /mnt/hgfs/kali-sharefolder fuse.vmhgfs-fuse allow_other,auto_unmount,defaults 0 0
その他
ホストOSとゲストVM間のコピー/貼り付けが機能しなくなる場合などあったときは下記のコマンドを実行すると 解決するっぽい。
restart-vm-tools
以上